川島醸造のYo TempsBeau Lot1 2022

Yo TempsBeau Lot1 2022

  • 長野は高山村のシャルドネとピノグリを使用したペティアン。

レビュー

  • よく熟れた蜜柑や黄桃の香り。
  • 細かな泡に、程良く熟れた林檎や梨のような果実の味わいが、林檎の果皮を思わせる渋味やほろ苦さとともに口の中に広がる。
  • 優しく豊かな果実味にほろ苦さが加わり絶妙なバランス感。
  • これは思っていたとおり好み!
  • 葡萄:シャルドネ(標高が低い畑)ピノグリ
  • セバスチャンリフォーのアクメニネの様な!!!!貴腐菌は付いて無いですが、何故かそんなニュアンスがあります。そして何故か熟成感。話を聞くと狙って熟成感を出しているそうです。花梨やべっこう飴。柔らかくてエキスが詰まっている。Lot2と比べて酸は柔らかく、重心低め。

川島醸造とは

  • 長野県高山村に川島醸造と言うホームページも無い、小さな小さなワイナリーがあります。 栽培、醸造を1人でこなすのは川島弘平さん。まあ、「こうへい」に悪い人は居ないですね(笑) 実は南向醸造の曽我さんの紹介して貰った方です。曽我さんの1期前にミロワールで研修された方なのです。 自社で造る葡萄はカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネフラン、ピノノワール、セミヨン等。 生産量がとても少なく、ドメーヌもののワインは合計で500本程度。生命維持装置としてシャルドネやフランを購入し、ネゴスのペティアンとしてリリースしております。 全て飲ませて頂きましたが、ロワールの雰囲気があります。 ドメーヌ・ナカジマさんにも通じる液体の質があると思います。
  • 代表の川島さんは塩尻ワイン大学の一期生でいらっしゃり、ぶどう栽培のほか、農産物の加工所など様々な事業に携っておられます。地元塩尻市で開校される塩尻ワイン大学の話を聞き、農業が将来の生活の一部になればとワイン造りを志されます。卒業後は、川島さんのお人柄でしょう、良い土地、苗木に恵まれ、ぶどう造りをスタート。圃場は洗馬地区にあり、111ヴィンヤードと名づけられています。ヴォータノワインさんの畑の一段上の地層で、かつて海底にあった地層のためミネラル分が豊富。現在はメルロー、シャルドネ、コンコード、ナイヤガラを栽培。凝縮感を感じるワインからはポテンシャルの高さが伺えます。現在は同市ベリービーズワイナリーの醸造責任者も努められていらっしゃいます。111ヴィンヤード|ワインショップfun~長野ワインとオタク達のワイン~

参考資料

川島醸造 長野県高山村 – aVin -アヴァン- 南仏ワインの輸入、販売 ローヌ&プロヴァンス Rhone&Provence