Ro_vineyardのRO_VIN “W” 2021

RO_VIN “W” 2021

  • ブドウは東御のシャルドネを主体にピノグリなどを少量ブレンド。
  • 醸造は南向醸造。

レビュー

  • 八朔や林檎を思わせる爽やかさある香り。
  • 細かな泡、程良く熟れた林檎や梨のような果実の味わいの直後から、キレのある酸味が口いっぱいに広がる。
  • いやー良いです!アルデッシュ北部のワインのような軽快だけど、伸びやかで山のミネラルを感じる味わい。果実味の素直さが体に染み渡る、余韻に向けてのじわりと広がる旨味は日本ワインの素晴らしい生産者に通じる味わいです。

Ro_vineyardとは

  • はじまりは2016年。園主の前澤さん 2000本のワインブドウを植樹したところからぶどう造りがスタートしました。標高900m付近のちょうどいい気候のなか、ピノグリをはじめ、ピノブランやリースリングなどを栽培しています。
  • 「ro」から始まる英単語はroad,roots, robotなどがありますが、これらを繋げ、「地域に根ざし、健全なブドウを栽培し、心躍るようなワインをつくる」という意味がヴィンヤード名に込められています。
  • 2021年ヴィンテージは委託醸造先を南向醸造にて醸造。シャルドネ主体、全房バルーンプレスし樽発酵。収穫は10月初旬から10月末。ほぼ残糖がない中壜詰め。発泡性あり。スクリューキャップで壜詰め。ハーバルさや煎茶、カリンや八朔などの柑橘感があると思います。また、樽由来の甘いニュアンスが感じられます。 開けたては発泡性が顕著ではあるがドライで程よい揮発酸とブドウ由来の酸が感じられます。 優しい旨みと心地よい酸が口に広がります。

参考資料