Kurobe Pinot Noir 2019
- 長野は高山村黒部区にある単一畑のピノノワールを使用。
- 畑から採れたピノノワールを一房一房、厳選し使用した特別なワインです。そちらを全房発酵で醸し、小樽で2年熟成させました。2019年ヴィンテージの特徴である優しい酸とおだやかなタンニン、ピノノワール特有の赤いバラの香りと新樽由来のバニラ香に加え、全房発酵による複雑味と長期樽熟成のふくよかさが増した味わいが特徴です。
レビュー
- 赤いバラの香り、紅茶やオリエンタルスパイス、ロースト香樽由来の香りが複層的に重なる。完熟した果実味が柔らかく、冷涼地らしい酸、細やかなタンニンが調和。
- 出汁感のある香りで日本のピノノワールらしい味わい。
- 煮詰めた苺や無花果を思わせる豊かな香りにカカオや乾いた樹木に微かに黒胡椒の香り。
- 口当たりは軽やかで滑らかさもある。
- 良く熟れた赤い果実の味わいの後から渋味とともに苦味が押し寄せてくる。
- 豊かで上品さある香りや味わいが印象に残るワインでした!
VINIQROBE ヴィニクローブとは
ヴィニクローブは、長野県高山村のワイナリー。ご夫婦お二人でピノノワール、メルローのぶどう畑と、ワイン醸造を営まれている。 北アルプスを臨み風が吹き抜ける美しい丘陵に誕生。2019年に醸造開始。赤ワインに特化して、特にピノノワールの栽培にこだわっています。
ヴィニクローブが最初に苗を植えたのは、高山村黒部区の単一畑。
樹齢500年のエドヒガン桜の巨木が見守る里山に静かに佇み、大量の小石が混ざる粘土質の薄い表土、急な斜面を山からの風が絶えず吹き抜ける畑です。
ヴィニクローブが位置するのは、長野県高山村。
標高400~800m、朝晩の寒暖差が大きく全国と比べて雨量が少ないこのエリアはワイン用ブドウの栽培に適している土地として全国初のワイン特区に指定された村です。
北アルプスを臨み風が吹き抜ける美しい丘陵にピノ・ノワールを愛する倉田氏が拓いたワイナリーです。
総面積はわずか2ヘクタール弱で、ぶどう樹の1本1本を丁寧に育てています。
品種は約2,500本のピノノワールが主体です。
ぶどうは熟度に合わせて区画ごとに収穫。
一房一房丁寧に手摘み、果粒ひとつぶまで徹底的に選果し、厳選したぶどうだけを原料とします。
ラベルには日本の生んだ世界のバレエ団として国内外で高く評価されている東京バレエ団のソリスト、政本絵美さんが描かれています。
「アート好きの私達がエチケットに選んだテーマはバレエです。
ワインとバレエは通ずるものがあり、どちらも西洋の文化として日本で広まり、後に日本独自のスタイルを築き上げていると言えます。
私たちも欧州品種にこだわりながら、この地の風土のポテンシャルを最大限に引き出すワイン作りをしていきたいと思っています。」と語る倉田氏。
2015年から醸造免許取得(2019年)まで研修していた、
参考資料
Viniqrobe Kurobe Pinot Noir 2019(ヴィニクローブ 黒部 ピノノワール) | Vinica 無料のワインアプリ